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全薬工業の悪性リンパ腫勉強会に参加

年に1回開催される全薬工業(リツキサン販売の会社)の勉強会に参加しました。このセミナーは以前にも書きましたが全て英語で行われる(同時通訳はありますが)こと、世界のリンパ腫の第一人者がきてレビューをしてくれる質の高い勉強会です。

筑波大学附属病院の坂田麻美子氏の講演がなかなか興味深いものでした。血管免疫芽球性T細胞リンパ腫(AITL)は全身リンパ節腫脹、発熱、皮疹、自己免疫疾患様症状など一般内科を受診することも多い疾患ですが、最近ゲノム解析からTET2,DNMT3A,IDH2変異といった造血器腫瘍に共通にみられる遺伝子変異のほかに疾患特異的なRHOA変異があり、これがAITLの53-71%にみられるとのこと。特に17番目のアミノ酸が変異G17VRHOAがAITLの形質を特徴づけるものとして、診断に用いることが出来ないかと研究されているとのことでした。また、明解な堂々とした講演に女性として拍手を贈りたいと思います。