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血液型の話①34種類の血液型

さて、しつこく各医師を血液型に例えてきましたが、そもそも、この血液型占いは当たるのかというお話です。
血液型とは、血液の赤色を作っている赤血球の、膜の表面にある目印のことです。
A型、B型、O型というのは、Aという名の抗原蛋白(=目印)、Bという抗原蛋白を持つ赤血球、O型はAという目印もBという目印も持たない赤血球のことです。
ABOに次いで調べられることが多いRh型も、赤血球にRh蛋白という目印を持っている人といない人に分類した血液型分類法です。
このA、B、O、Rhという抗原蛋白は、父母からの遺伝によって、「この抗原をつくりなさい」と決定されているので、人の性格特性と関連があると言われてきたのは周知のとおりです。

ちなみに、赤血球の表面には、Rh、ABO以外にも目印となる無数の蛋白が存在し、そのタンパクの種類によって分類する血液型分類は存在します。
現在のところ、34種類以上の血液型分類がある。(参照:NCBI dbRBC)
MNS型分類、Duffy型分類(F型 Y型)Xg型Indian (IN)、John Milton Hagen型なんてのまであります。
Diego (DI; band 3)型によれば「あたしD型」「俺I型」なんてことになるし、Indian型だと「小生はI型」「わしはN型やで」なんてことになります。

さらに言えば、白血球にも、血小板にも、血液臓器以外の内臓にも「血液型」があります。
臓器移の時に「拒絶反応」を起こすというのは、白血球の血液型の違いです。
白血球は、体外に微生物や病原体が入ってきたときに、それを認識して、攻撃してくれる、免疫力の担い手です。
よって、自分と違う型を持つ血液や臓器を「敵」と認識して、追い出しにかかるのです。
おしなべて人は、自己と同質なるものを愛し、非自己の異質なものを攻撃するものであるのもムべなるかな。