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ブログ

安楽死の問題

NHK7時のニュースでアメリカオレゴン州で脳腫瘍の29歳の女性が安楽死を選択し死亡したというニュースが報道されました。まず安楽死を選べるのはオランダだけだと思っていただけにアメリカでも州によりそれが選択できるのだと知り驚きました。そのほかにスイス、ベルギー、ルクセンブルグがあるそうです。

みじめな死に方をしたくない、自分を失いたくない、その思いが彼女をそうさせたのでしょうか。その姿からはまだまだ本当の末期ではないようにみえました。しかも自分が死にますということをどうしてインターネットで流さなくてはならないのでしょうか。それはまだ生きて自分の存在を確かなものにしていたいからなのではないでしょうか。医師の余命宣告は当たらないこと、しばしばです。まだ生きて美しいものをみることはできたのでは?と思います。

オランダ人と結婚された日本人女性が乳がんに罹患し闘病の末、本当の最後に安楽死を選択されたという本を読んだことがあります。それとはだいぶ様子が違い、私は今回の安楽死は賛成しかねるのです。これからそれを背負っていく家族にも精神的苦痛が伴います。きっと永遠に正否の答えはでないことでしょう。