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NHKスペシャル NEXT WORLD から

NHKスペシャルでこの1月、近未来を変革させるテクノロジーを紹介している。医学の進歩もさることながら、各分野の科学技術の進歩はすごい。一般の人にはついていくことが出来ない。まるで映画のようでもあるが、これが20-30年後に実現してくる可能性があるというから驚きである。この日放映された番組の中から医学的なことを一つ。
 筋力を増強する遺伝子としてIGF-1(インスリン様成長因子)遺伝子が知られている。その遺伝子を強く発現するように調節すると、左のような筋肉の比率の多い動物が作られるという。これを利用すれば筋力が低下してしまう病気の人にも応用できるかもしれないし、また特に高齢者、これから世界全体で高齢化が進むが、その高齢者に利用すれば筋力低下することなく生きることが出来るかもしれないというのである。確かに病院でも高齢者が転倒することが多いし、入院して病気は治ってもすぐに歩けなくなってしまい、なかなか家に帰れない。ベッドが次の人にまわせないということが問題になるので、実現するのであれば高齢化社会では有用であろう(副作用が心配であるが)。またもっと早い段階として、ロボットの手足などを部分的に用いることで、歩いたり作業することが軽い力で出来たりサポートが得られるというから、これまた高齢者の自宅での生活をサポートするのにとても良いであろう。ちょうどこの1月23日、安部政権が医療や介護、農業、建設といった現場でのロボット活用策を盛り込んだ報告書を取りまとめ成長戦略の柱と位置付け、国内のロボット市場を2020年までに2兆4千億円と現在の約4倍に拡大する目標を掲げた。知らぬ間にどんどん進化していく世界。進化した世界はどこへいってしまうのであろう。少し薄気味悪いな、という後味が残った。