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横浜若手血液研究会にて症例発表

あやめが美しい季節です。鎌倉中央公園の小川のそばに咲いていました。自生しているあやめでしょうか。

さて、横浜では大学病院の若手の先生を中心として若手血液研究会というのが半年に1回開催されています。ここに当院も参加させていただいており、幹事として玉井先生に参加してもらっています。症例検討が中心ですが、今回はそれに加えて島根大学医学部附属病院から鈴宮 淳司先生が招かれ、リンパ腫専門家(lymphomania)としてのお話をしていただきました。
症例発表では毎回当院から症例を出していて、今回も佐藤淑先生に菌状息肉症で難渋している症例を、相談も含めて発表してもらいました。
鈴宮先生はとても話がお上手で、人間的にも魅力的な先生だと思います。かつて徳洲会ががん診療に力をいれるときに力になっていただいたことがあり、中枢性のリンパ腫などにつき相談させていただきました。先生は臨床も強く病理の知識もあり、また若手の教育にも力をいれていて地方でありながら全国の仲間を集い勉強会などを企画されています。リンパ腫の領域は世界ではもう顕微鏡的な検査方法だけではなく遺伝子を用いて診断をし治療の選択を変えていく時代ですが、日本は世界に遅れていると。肺がん領域では今や急激にそれが進歩して、リンパ腫が分子標的治療では先駆けだったのに抜かれてしまったと言っておられました。医学雑誌をみると、本当にどのがん領域でも遺伝子を用いた診断と治療に変わってきています。鈴宮先生のお話で血液診療の面白さを若い先生が感じてくれたことと思います。私もまた勉強になりました(若手の会には出席しづらくなってきましたが)。