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ゼヴァリンを導入する準備をすすめています。

「ゼヴァリン®によるRI標識抗体療法」はCD20陽性の再発、または難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫(NHL)の特に症例の多い濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫(MCL)の患者さんを対象に行われる放射線同位元素を用いた治療法です。Bリンパ腫の表面に出ているCD20を標的として、それにくっつくモノクローナル抗体であるイブリツモマブ(遺伝子組換え)にイットリウム(90Y)を標識した製剤を投与します。この標識調製は各医療施設(放射性同位元素使用室)で実施する必要があり、全ての医療機関で行えるわけではありません。当院は放射線治療室が充実していること、また濾胞性リンパ腫の患者さんも多くいらっしゃることからその治療選択肢の一つとして導入予定です。神奈川県内では東海大学病院と県立がんセンターのみに導入されています。
 この日横浜にて勉強会があり、九州がんセンターにて非常にたくさんの経験例をもっている鵜池直邦先生がゼヴァリン使用のポイント、症例の選択を解説してくださいました。
この治療は1回のみの治療であり奏効率は80%程度であること、R-CHOP等よりも患者さんは楽であるといわれており、高齢者に向いているだろうというお話でした。ただ血小板数が少なかったり骨髄中の腫瘍細胞が20%を超えている、巨大腫瘤がある、というような症例では適さないなどの条件もありますので一概にすべての低悪性度リンパ腫の再発が適応になるわけではありません。年内の導入を目標に考えて準備をすすめています。