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ブログ

MERSの流行 

連日ニュースでは韓国におけるMERSの流行の話が話題になっている。6/14時点での感染者数は145人、死亡14人。これだけ徹底して隔離をしているのにまだ新規患者が出ていて、救急隊員も発症しているという。日本と韓国の行き来をする人は1日1.4万人もいるとのこと。まだ感染経路が本当には解っていないため、国内に入り込む可能性も十分あると思われる。
韓国では医師の初期対応の遅さが非難されている。また一人の患者が色々な病院を訪れるというのもリスクだというが、それだけであろうか。あるニュースで遺伝子的に感染しやすい要素があるのではないかとコメントしているものがあった。
このようにパニックになりかけて経済も打撃を受けているとなると誰かの責任にしたくなるのは分かるが、韓国は人のせいにする国民感情が激しいな、という印象をもつ。政府のせいにしたって仕方がない。国民が流行させてしまったのだから。日本に入ったら・・・。
SARSが流行った頃に日本でもワクチン接種などで慌てたことをみると、同じような形にはなるであろう。厚生労働省は6/10にMERS疑い患者が国内で発生した場合の対応策を各都道府県に出した。疑い患者は入院となり、同居者などの濃厚接触者は14日間外出自粛させられ、自治体に体温や症状を1日2回報告すること、とされている。疑い患者はまず病院に行くのではなく保健所に連絡をするようにというが、24時間開いていないとなると、患者はやはり医療機関に行くであろう。国内での発生を抑えるためにも韓国から帰国の人で、疑われる症状で受診する場合にはまず医療機関に連絡をして、必ずスタッフに伝え隔離すること。それを患者にもしっかりメデイアを通して教育しておくことが必要である。パニックを起こさないためにあまり心配させても・・・ではなく、しっかり患者教育して流行を起こさない、という危機意識が大切であると思う。