湘南鎌倉総合病院
  • 湘南鎌倉総合病院ホーム
  • 湘南鎌倉総合病院アクセス
  • 湘南鎌倉総合病院お問い合わせ
  • 湘南鎌倉総合病院プライバシーポリシー

 

医療事故調査制度の最新講座に参加しました。

今年10月1日から医療法の改正に伴い、医療事故調査制度が始まります。制度の要点は医療行為に起因して予測されない死亡がおきた場合、院内事故調査委員会を開いて原因調査、ならびに対策をたてることが法律で義務化されます。そしてそれを遅滞なく医療事故調査支援センターに報告するというわけです。この制度の目的は個人の責任追究ではなく、あくまでも医療安全の促進ということなのですが、どのような症例をどのように取り上げ院内調査を行っていくのか、医療安全を扱う部門の人たちはとても不安に思っています。10月からもう始まるとあって様々な場所で講演会が開催されるようになっているのですが、6-7月まであまり決まっていなかったことが8月になって急に色々決まり始めたということもあり、8月以降の講演会はどこも満杯。今日は日本病院会などが主催する講習会が仙台であり、許可が出たので参加してきました。
 今日の話をきくと、今年4月のころに比べると具体的な点がかなり出てきています。医療に起因するとは?? ここには食事介助での誤嚥、リハビリ中の転倒、風呂にいれていて転倒などの療養介助でも<医療に起因する>と考えられるようです。ただ高齢者は複数の問題をもっている人も多いだけに簡単ではないと考えられ、それが医療事故かどうかについては<組織で判断しなさい>ということを強調していました。そのために支援センターに意見を求めたりしてどのように判断するに至ったかを記録に残すのがよく、また中立性を保つように調査委員会を開くのであれば外部の人をいれるのが望ましいということでした。この制度は半年くらいしてから再度見直しが行われるということで、現場の動きをみてもう少し細かい点がつめられるのだと思います。