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ブログ

金木犀の香りときのこ

今週にはいり金木犀の香りがただよいはじめた。私が大好きな香りである。香りはその木の近くというよりも少し離れたところ、もしくは通りすぎたあたりから香りがする。朝おきて空気を吸うとその中にも香りが混じっている。あと4-5日でそれも終わりだろう。トイレの香りとは全く違う。逆にこの香りの香水がでたら・・・と思うがそれに近いものにはなかなか会うことができない。
また今年は雨が多かったためか、山にはもうきのこがにょきにょきと生えている。きのこ食べてOKですか?と患者さんにきかれたことがあるが、生でなんか食べないから全くOKと答えたが、キノコ狩りとなると話は別である。治療を終えたばかりの免疫が低下している人が胞子を吸い込んで感染をおこすことがある。これまでに感染することが知られているキノコは2種類で、スエヒロタケとヒトヨタケがあるらしい。スエヒロタケは枯れた桜の木の幹に生えている一般的なものだ。この胞子を吸い込んで肺に陰影がでたり肺炎になった症例があるという。そういえば症例報告でよんだことがあるのは、アメリカ人の話だが、悪性リンパ腫の自家移植後数か月でエジプトを訪問。ピラミッドの内部に入るツアーで、かびくさかったと。それから帰国してからまもなく発熱、呼吸困難がでて真菌による肺炎になったということだった。菌の名前は忘れたがヒストプラズマ症なのではないかと思う。洞窟にいるコウモリなどがもつ。我々は患者さんに退院後の生活について、かびくさいにおいがするようなところでの作業はやめてねというが、土の中やその環境には菌がいっぱい。注意するにこしたことはない。