湘南鎌倉総合病院
  • 湘南鎌倉総合病院ホーム
  • 湘南鎌倉総合病院アクセス
  • 湘南鎌倉総合病院お問い合わせ
  • 湘南鎌倉総合病院プライバシーポリシー

 

日本血液学会 in Kanazawa DAY3

金沢はとても美しい町で、食べ物もおいしい!私は食通ではないが市場で食べたちらし寿司の新鮮なこと!鴨の治部煮、のどぐろといわれる日本海側の魚の料理、他の料理、食材が豊富。駅ナカは仙台の駅ナカのようでご当地のおいしいものが並び、それを見ているだけでも楽しく、見たことのない魚類加工品があった。朝、早起きして兼六園と金沢城公園を散歩した。別の日には昼休みを利用して武家屋敷の街並みを見にくりだした。
学会はというと、教育講演は免疫療法の話を聞きにいいった。患者さんから採取したT細胞に遺伝子操作して増幅させ体内に戻すCART療法。具体的にはCD19(成熟Bリンパ球の表面蛋白)キメラ抗原受容体を発現させるように遺伝子改変して体内に戻す免疫療法は慢性リンパ性白血病に対して海外を中心に行われ、2012年くらいからアメリカの学会などでも発表されている。むしろ最近では急性リンパ性白血病のほうがよく効くようで、80-90%の奏効率だそうだ。悪性リンパ腫はその中間の効果が期待されるということで、新しい造血器腫瘍の免疫治療として自治医大などで今年夏から臨床試験が開始されているということだ。
また骨髄腫における髄外腫瘤は病気の進行とともにしばしばみられ、新規薬剤も難治性であることが多く臨床側も悩まされている。これは何故なんだということでハーバードからの研究が発表され、CXCR-4という蛋白が骨髄腫細胞の骨髄以外への伸展と関係があることがわかり、それを抑制すれば腫瘍細胞の播種も抑制できるということで、新薬としてそれを抑える薬剤が開発され、すでに腫瘍の縮小効果をみているということであった。
また骨髄腫にはまだまだ新しい薬剤が出てくるに違いない。基礎的なことから新薬開発のスピードも増していると思います。