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血液スメアmeeting in yokohama

血液疾患の診断は、形態的な情報というのが非常に大切である。しかし最近では表面分子の解析(フローサイトメトリー)などが導入されるようになり、形態面の診断に比べて誰がみてもクリアカットな情報であることから、そちらを信用しがちになってしまう。しかし確定診断はあくまでも形態で行われる。
形態はみる者が違うと診断が異なることもあり、標準化がとても難しいとされる。このカンファレンスは横浜市大系列の先生方が集まって互いにこの細胞はどのように診断するか、その理由などについて議論する会で、とても珍しいが実用的なカンファレンスで有難い。検査技師でも特に血液をみるexpertの人にはその経験からくる勘のようなものを教えてもらい、大変参考になる。
多発性骨髄腫ではその形態から一部では予後を推測できるという。核小体が明瞭な骨髄腫細胞、未分化な大細胞型の形態は予後が悪い。また骨髄腫細胞が全体の40%を超える場合、赤芽球が全体の<10%と減少する場合、核小体が50%以上の細胞にあるようなものも予後が悪い一つ因子となる。またCD20陽性、cyclinD1陽性の骨髄腫細胞は小型の細胞となるらしい。またCD10陽性では髄外腫瘤が出来たり、治療抵抗性だったりするようである。今後また参考にさせていただこうと思う。