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奇跡のレッスン新春スペシャル

私の好きなNHKの番組、<奇跡のレッスン>の新春スペシャルが放映されていた。この番組、世界の有名なスポーツコーチが来日して子供達を教えるというものであるが、そのスポーツに限らないコーチングの番組としても、とても興味深い。珠玉の言葉がコーチからぽんぽん出てくる。普段の自分の改善、研修医への教育などに応用可能である。
さて、この日の番組はこれまでの番組を振り返りながら陸上の為末大氏、指揮者の西本智美氏、脳科学者中野信子氏らが討論。
その中で心ひかれたところを紹介します。


(1)自分のイライラは認知していたほうが上手くコントロールしやすい。だから感情を殺すのでなく、上手くコントロールすることが大切。
(2)適切な目標を設定すると人間はモチベーションがでて潜在的な力を発揮しやすい(監督は根性で勝て!ではなくて適切な目標、つまり負けてもこれだけを得なさいという適切な目標を与えることが大切であるという)。
(3)人間は金銭的な報酬も大切だが、それよりも周りに認められたい。そのほうが喜びが大きいものである。(4)ラベリング効果:「他人からこう見られている」となると、そうでなくてはならないと思い、悪いことも下手なこともできなくなるという効果。評判に人間は追いつこうとする(この言葉は私が副院長の職を得た時に、ある先生からいただいた言葉の意味と同じであることに気付いた)。
(5)自分のために頑張れなくても、誰かのためには頑張るという回路が脳にはある。例えば、出来る上司をはずしてもそのあと誰か次の人が出てきて、チームとして新たなまとまりが出来ることがある(これは1月から他院応援のために当科の人数が減る中で、どうなっていくかよく見なさいよ、と言ってもらっているようだ)。
(6)自分を驚かせるのは難しい。自分が驚いている時にブレイクスルーがあり。自分の知らない自分があるということが喜びとなる(新奇探索性というらしい)。人間には新鮮な刺激を喜ぶ性質があり、これがモチベーションにもつながる。自分の行動は予測出来てしまうのであるが、それが裏切られるような状況に身を置くと、また新しい発見が出来るという。これも常に進化する必要があるということなんでしょうか。