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ブログ

こどもの貧困、虐待の話題

子供が顔面にやけどを負い死亡したニュースが流れ、虐待が日常的に行われていたであろうと報道されていた。通報していたのに・・・というまた同じことの繰り返し。
当院にも、特に救急や小児科の現場におやっ?と思うケースがある。おかしな傷、あざ、異様に怖がる顔つき、病気なのに病院に連れていってもらっていないなどなど。院内にも今年度<虐待疑いの症例を検討する委員会>(実は正式名は別にある)が発足し、問題症例につき検討して必要あれば児童相談所に通報したりする。これは決して子供だけでなく、介護されていたり痴呆がある高齢者が受ける虐待も対象となる。

このようなことのおきる背景には複雑な家族関係の他に貧困がある。
今、こどもの貧困は日本でも16.3%に上るという。まともな食事がとれていない家族もいる。市民の取り組みとして<子供食堂>というのが各地で始まっていると、ニュースで紹介されていた。母子家庭など忙しくて親も食事が作れない、そういう親子を迎えて食事をとってもらうというサービス。温かく迎えてくれる人たちがいるだけで、安心というものが得られるであろう。その運営には課題も多いそうであるが、厚労省はこのような取り組みに対して一部補助金をだし、支援していくことを表明している。
ミラノ万博で有名シェフたちが余った食材で貧しい子供たちに無料で食事を提供していた話題をブログにも書いたが、日本でも同様の取り組みがすでに市民中心に始まっている。さらにそれをもっと広げたい、始めたいと思っている人達がたくさんいることは、最近悲しいニュースが多い中で心温まる嬉しい話題だった。