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アルコールを飲む人の血液異常

アルコールを大量に飲む人は肝臓が悪くなる。肝臓が悪くなると血小板が下がる。静脈瘤ができて出血すれば貧血になる。肝臓が悪いと凝固因子がうまく作れず、また出血しやすい・・・等々、色々血液異常が起きるわけだが、一体どれだけ飲んだらそのようになるか?
あまり詳細な論文はない。ただ、慢性的なアルコール飲酒という量は1日80g。ウイスキーとかなら250ml、ワインならボトル1本750ml、ビールなら1.5L。そこまで多くないと慢性飲酒と言わないのだ・・・。いくら好きな人でも周りに連日これほど飲む医療関係者はいない。

さて、アルコール多飲者では赤血球が大きくなる現象はよく知られている。また肝臓が悪くなると脾臓が大きくなってきて、ここに血小板や赤血球がたまって破壊されることもあり、血小板数低下や貧血になる。アルコール多飲者は栄養障害がつきもので、葉酸欠乏では一番多いとされる。そうするとそれがまた貧血の原因になる。また食道静脈瘤、胃静脈瘤からの出血、アルコール性胃炎というのもあり、じわじわ出血することもある。肝臓が悪いと免疫不全でもあるから感染症にかかりやすく、そのために貧血というのもある。とにかく多くの原因が挙げられる。また、アルコール自身が血小板の親である巨核球に直接的に影響を与えることも知られている。