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年間500件以上の骨髄検査を行っています!

~血液検査部~

佐藤友理 検査技師
佐藤友理 検査技師

こんにちは。検査部の佐藤(臨床検査技師)です。
湘南鎌倉総合病院の検査部に勤めて10年がたちました。検査部では血液の部門を担当しており、採血業務や検査室の中で業務をする事が多いのですが、骨髄検査の際には医師とともに検査に立ち会います。

骨髄検査って何??  どんな時にやるの??
それは、血液検査で異常がみられた場合や血液疾患の診断・治療効果の判定を目的としています。骨髄検査は腸骨に針を刺して骨髄液の一部を採取し、細胞の形態観察や細胞表面の抗原を検査します。そして医師が採取した骨髄液をより迅速に処理するために患者さんのベットサイドで医師・看護師・臨床検査技師により検査が進められます。
私たち臨床検査技師は採取した骨髄液の塗抹標本を作製し、必要に応じた染色(メイ・ギムザ染色)を行います。染色を行う事によって顕微鏡下で細胞の形態観察をするのです。   <次へ>

では、染色前と染色後の細胞を比べてみましょう。
左の写真に示す通り染色前と染色後を比較すると、細胞(好中球)が染まっているのが分かると思います。

このように染色をする事によって細胞がはっきりと確認できるようになり、どんな細胞がどのくらい出現しているのかという事が把握できます。
そして白血病細胞などといった異常細胞が出現した場合には、医師に伝えるといった大切な役割を果たしています。

また、フローサイトメーターという機器を使用して細胞表面の抗原を検出し、各疾患に特徴的な情報を収集します。
この骨髄検査によって、さまざまな疾患を診断していく事ができるのです。        <次へ>

さて、当院ではいったいどのくらいの骨髄検査が行われているのでしょうか??
当院では年間558件(2015年実績)の骨髄検査が行われています。
その内訳としてはグラフをみるように、多くが悪性リンパ腫、急性骨髄性白血病、多発性骨髄腫となっており、その診断のために骨髄検査が行われています。

現在、血液検査部6名(検査部全体56名)のスタッフとともに日々の業務をおこなっていますが、これからも個人のレベルアップを目標に精度の高い検査部を目指し、患者さんや先生方に信頼されるような臨床検査技師を目指していきたいと思います。