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薬剤耐性菌に対する話題 伊勢志摩サミットでも

いよいよ日本で開催されるサミット(伊勢志摩サミット)が迫ってきた。8年ぶりの日本が議長国。政府の皆々さま、がんばって!という気持ちですが、その中での話題に薬剤耐性菌が取り上げられるというので注目。
薬剤耐性菌はそもそも不必要な強力な抗生剤を使用することにより起きてくると考えられていて、対策としては適切な抗菌薬使用を国全体で行っていくしかない。とはいえ呼吸器感染症で風邪でも抗生剤が頻繁に処方されているのが日本の現状で、免疫抑制状態の抗がん剤治療をうけている患者さんには、前もって抗生剤をだしておくことも多い。それらの習慣を大きく変革するには、国主導で行っていくしかない。オランダなどでは医師の抗生剤使用がもっと厳しく制限されているときく。米国では2016年3月に抗生物質が効かない薬剤耐性菌に対抗するための国家行動計画を発表。そして日本政府も4月1日初の行動計画を公表し、抗生物質の国内での使用量を2020年までに2014年比で3.3%減らす数値目標を新たに掲げた。サミットでは薬剤耐性菌の問題を首脳宣言に盛り込みたいと考えているようだ。
具体的な対策として医師や薬剤師に対しては適正使用についての教育研修を行い(勉強はするがある程度の規制が必要かも)、市民にも風邪には抗生剤は効果がないことを普及啓発していくという。
風邪に対する抗生物質神話がなくなる時代も近いのでしょうか。