湘南鎌倉総合病院
  • 湘南鎌倉総合病院ホーム
  • 湘南鎌倉総合病院アクセス
  • 湘南鎌倉総合病院お問い合わせ
  • 湘南鎌倉総合病院プライバシーポリシー

 

神奈川血液疾患セミナー in Yokohama

多発性骨髄腫であるelotuzumabが発売承認されて、またさらに治療選択の幅が広がった。それを記念して多発性骨髄腫の臨床治療に対するシンポジウムが開催された。当院の玉井医師もパネリストとして参加し、大分大学の微生物学の伊波英克先生がレブラミドをATL治療に応用研究中であるお話しを、また埼玉医科大学総合医療センターの得平道英教授が臨床的な治療のコツをお話しくださった。
得平先生は骨髄腫スペシャリストであるが臨床もかなりされている。早朝からのオンコールも受けて教育にも携わり、その臨床の姿勢を下に教えているという。そして難しい患者さんの診療をどのように行うか、エビデンスとは違うコツを伺うことができた。CRの方針を貫くのが必要かというと、それが上手くいかないでボロボロになってしまう人も多い。それよりもいかに薬剤感受性を維持するか、ということが大切であると述べられていた。今、維持療法はレブラミドを行うことが一般的であるが、一部の人ではベルケイドの維持療法を行うことを実践されていて、その治療実感は良いこと、また減量することで副作用も非常に少ないこと、そこに将来的にはelotuzumabを併用していくことを考えているとのことであった。骨髄腫の治療は幾通りもやりかたがあり、その先生のセンスが必要とされてくる時代にますます入っている。