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2016年10月ローテートした石堂です。

石堂博敬Dr
石堂博敬Dr

研修医1年目の石堂博敬です。内科研修中の10月に1ヶ月間だけでしたが血液内科でお世話になりました。

振り返ればたった1ヶ月だけでしたが、非常に充実した毎日を過ごさせていただき、血液内科を去ることに寂しさを感じるばかりです。
専門性が高く、他科とは一線を画した診療科の印象が強かったですが、当然ベースは内科なので深い一般的内科知識が基礎にないと管理ができません。患者さんの毎日の変化に応じて抗生剤、輸液の管理、投薬等を変更しつつ治療にあたり、その考え方を含め丁寧に解説していただきました。時には自分の考えを取り入れていただきつつ指導してくださった先生方には本当に感謝しています。                  <次へ>

 白血病を始めとする悪性疾患に罹患し、弱音を吐きつつも寛解を信じて辛い抗癌剤治療に何度も臨む患者さんの姿には尊敬の念を抱くばかりで、励ますことしかできない自分の不甲斐なさを恥じるばかりでした。
 白血病治療中に腸炎にも罹患し、毎日腹痛と下痢を繰り返し、時には涙を流して声を荒げることもありつつも、それでも辛いのは今だけだと寛解を信じて治療に臨んでいたにもかかわらず、非寛解となってしまった患者さんがいらっしゃいました。結果を冷静に受け止め、私たちの前では気丈に明るく振る舞っていらっしゃいましたが、回診に行くたび、頬に涙の跡が残っていました。そんな患者さんから、次に入院する時も先生に担当して欲しいと言われた時は本当に嬉しかった反面、動揺が心に出てしまいました。あの時の私の表情は患者さんにとってどのように映ったのか。もっと患者さんの心を明るくするような表情や声かけはできなかったのか。あの瞬間だけはもう一度やり直したい思いでいっぱいです。
なんとか患者さんの役に立ちたい。そう思い続けたこの1ヶ月は、これからも自分の医師道を歩む上で非常に大切な思い出として残り続けると思います。

最後になりますが、1ヶ月間、未熟な私に色々と教えていただきつつ優しく接してくださった14階病棟のスタッフの皆さん、ならびに血液内科の先生方、私の他愛もない話にたくさん付き合ってくださった患者さん方にこの場を借りて深く御礼申し上げます。                                                  HO-1 石堂 博敬