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NHKスペシャル プレシジション医療

遺伝子発現をみて抗がん剤を選択する。すべての遺伝子を調べるというところまではいっていないが、大腸がん・肺がん・乳がん・一部の血液腫瘍では腫瘍の遺伝子発現をチェックして、抗がん剤が使えるかどうかみている。
NHKスペシャルで紹介されていたのは、可能性のある遺伝子変異を多数調べて治療薬があればそれ、臨床試験の薬剤があればそれ、というように効くかどうかわからない高額な抗がん剤よりも、より効きやすいものを選択して行うという方法が紹介されていた。いずれも新薬が高額であり、本当に効く人に投与をしていかなくては医療財政が破たんしてしまうという理由もある。また番組の中で紹介されていたのは、人工知能ワトソン君と患者の膨大な遺伝子データをもとにして今まで遺伝子異常がみつかっていない新しい遺伝子を発見し、創薬に結び付ける試み。ワトソン君には2300万件という驚くほどの文献を読み込ませているという(人では成せない業である)。今後は患者データを入れることにより診断や最適な治療のアシストをする役割をしていくであろうとのことであった。
急激に進歩している遺伝子と疾患の関連。そして遺伝子を好みのように改変できる技術もすすんでいる。10年後の医療はどのようになっているのだろうか、と未来の医療に思いを馳せてしまった。