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ボストン見学ツアー その1

12月4日から7日までアメリカ合衆国ボストンの施設病院ツアーに参加させていただきました(現地滞在1日の弾丸ツアーでしたが)。今回の目的は新しい放射線治療の見学と、世界一有名な病院マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)のがん病棟見学でした。将来当院の近くにがんセンターを作る構想があるためです。
見学はたった1日。でも充実した1日でした。午前中はボストン郊外にある新しい放射線治療機器を販売したいと考えている会社の見学。この新しい治療はホウ素中性子捕捉療法というものです。がんに集積する特性をもったホウ素薬剤を投与してがんに集積をするのを確認したあと、加速器にて作られた中性子を患部に照射するというもの。するとがん細胞内でホウ素と中性子の核反応で放射線が発生し、がん細胞だけが破壊されるというもので、浸潤性の強いがん、多発がんなどに効果が期待できるそうです。すでに筑波大学や大阪大学では試されていうようなのですがまだ広まるには至っていませんし、保険も通っていないものです。世界的にはフィンランドでの研究が盛んなようで、そこからアメリカ、さらには日本へのビジネスを広げていきたいと考えている企業とのことでした。
写真は加速器で、ちょっとした体育館のような中に留置されていました。以前のよりも小型化されているようですが、それでも広い場所が必要です。治療の可能性としてはまだ頭頸部が中心でしたが、その他のがんにもまだまだ応用が利きそうでした。