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2017年2月ローテートした小野です。

小野亮平Dr
小野亮平Dr

初期研修医1年目の小野亮平です。内科研修の1ヶ月間を血液内科でローテート研修させていただきました。
血液内科として過ごした1ヶ月間、客観的に血液内科の先生方の診療を見させて頂いての感想を述べさせて頂きたいと思います。

僕自身は現時点で内科志望でありますが、この1年間で内科のみならず色々な科を回りたくさんの患者さんと接する機会がありました。
その中でも背景疾患として血液系の疾患を有する方も多く、そのマネジメントや評価に難渋することもあったことが正直なところです。
この1か月を通じて血液内科の”疾患”を学ぶことよりも、血液内科としてのアセスメント方法や予測医療としての側面を学べたことが僕自身は一番勉強になりました。
血球が減少している方、DICの方、FNの発熱など教科書で勉強するよりも実際に患者さんを目にして遥かに重症であり、対応に慎重を要することが何度もありました。
そのような事態に備えて、事前策として様々な予防を施す医療を実践しており、個々人に対してpersonalized and predictivemedicineを施している面が印象的です。                      <次へ>

そして治療に際しては、これらの予測される事態を事前に患者さんに説明します。
「私はこんなに色々な副作用が起こってしまうのか」と不安になられる方も多い印象を受けました。
そんな中でも丁寧な説明で安心感を与えられるかどうかで、患者さんの闘病への向き合い方も大きく変わっていた気がします。

1ヶ月間でたくさんの患者さんと一緒の時間を過ごすことができました。
14F病棟は血液内科の患者さんが主体ですが、基本的にずっと14Fに張り付いていた1か月で一緒に治療に向き合って喜怒哀楽を患者さんと共に出来たことが一番うれしかったです。

「元気になったら一緒に観光して案内するよ」とか、「先生に説明してもらえて安心しました」などと言ってもらえることで自身が元気をもらうことも多々でした。
医学的な側面よりも、自分がこの1か月で貢献できたことと言えば患者さんの元に足繁く通って、気持ちに寄り添うことができたことが何よりだと思います。

そして客観的に血液内科の先生方の診療を見させて頂いて、まず病棟の雰囲気作りや環境が整っていること、多職種で協働して診療していることが印象的でした。忙しいながらもお互いを助け合って働かれている看護師さん方や、リハビリ・薬剤師・臨床心理士・MSWの方々もその安心できる環境が患者さんへの高い包括的ケアに繋がっているものだと思います。
部長回診でもすべての職種のかたが一緒に回られており、職種間の垣根がないことは何よりも科としての強みであると実感しました。
田中先生を始めとして「観察力」=「診察力」を目の当たりにできたこと、周りへの配慮にただただ驚くばかりでした。

最後に1ヶ月間ではありましたが、田中先生、玉井先生、神戸先生、佐藤淑先生、岡田先生、成先生にはご指導賜りありがとうございました。
特に淑先生にはマンツーマンでご指導頂いて、沢山のことを勉強させて頂きました。
また病棟スタッフの方々にも本当に良くして頂き、感謝申し上げます。
今後も皆様方に尽力できるように、努力していきたいと思います。
                                       初期研修医1年 小野亮平