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MPN web seminar

骨髄線維症、真性多血症に対して処方するジャカビという薬剤を販売しているノバルテイスが、やや新しい試みとして、多元症例討議をWEBで行った。全国で6つの会場をWEBで結び、それぞれの施設で症例を討議して結果を紹介し討議しあうというもの。神奈川県の会場の司会を私が請負い行った。知り合いの先生がた含めて会場は6人。同じ症例でも実際診療で何の治療を選択するかはわかれる。若い人の骨髄増殖性疾患(多血症や血小板増多症)から線維化がおきている場合や、骨髄線維症の比較的若年者では、移植を選択するかどうかで意見が分かれた。症状が少ない中で20-40%くらいは治療関連死亡や合併症があるとなると難しいところである。また実臨床ではハイドレアに不耐性でまだ多血症のある若い人に、何をつかって多血症を治療するか、瀉血をくりかえすのか、コスト的には負担となるジャカビとするのか、これも意見が分かれた。医療経済的にも若い世代では非常に負担がかかる新薬。治療の選択はエビデンスだけではないところがあるというのが実状だ。それが生の声としてほかの先生からもきけるのは心強い。(大きな会場でのカンファレンスだとガイドラインから外れていることはいいにくい時代となっているから)
今回のこの新しい試み、時間制限がよりきつく求められるので、海外の先生にもっと質問したいが時間がないというのがネックであった。終了後にWEBだけでもう少し質問コーナー時間ができたらよかった。